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http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=167647
10月5日に読んだ。
おもしろい。短い詩のいいところは、みじかいところだ。詩は比喩や、普段はありえない言葉の接続を連発するので、それを受けとめて想像するのには、わりかし集中力と根気がいるとおもう。「サン/アローン」も想像を刺激しようとするタネがあちこち仕掛けてある。そのかわり全体の分量はすくない。そのへんのバランスがちょうどよくて読むのがきもちよかった。
男と女が夜、それぞれの場所に向かって分かれてゆく。ただそれだけの場面を、作者はこの詩にせざるをえなかった。ということを考えると、がぜんキュっとせつなくなる。冒頭、2行が意味ありげにあって、これが想像の行き場をひろげているところもいい。なんなの。どうなっちゃうの。というはじまり。よかったです。
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執筆者
ツユサキ

石畑由紀子
ことこ
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