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inu_zou_p.gif うずく、まる。 / 夏嶋 真子さん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=193861



 うずくまる。というひとつのモチーフから話をひろげていくところが発想の豊かさを感じてよかった。何より「うずく」で区切ることを思いついたことにアイデアがあって、そういう光るポイントがひとつでもあると詩はおもしろくなるのだなとつくづくおもう。部分部分、感情をのせきれない面があるにはあるのですが、うずくまる、丸くなるという身体感覚には、はっとさせられました。
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inu_zou_p.gif 女の子の詩/海田うにさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=174756



 躍動感のあるガーリーな作品でおもしろかった。へたに上手すぎない文章であることも逆にリアリティがでていてよかったとおもう。キュートでなおかつ苦みもちゃんとある。これぞ女の子の詩だなーとおもったらタイトルがそれで、じつにジャストである。いいぞー。こういうのがよみたかったのだ。
inu_zou_p.gif おい イタル/オイタルさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=187756



 わたしも今年で22歳になった。小学生のころはどうしても買えなかったアダルトなブックだって、余裕でみている。小学生のじぶんに言いたいのは、人は放っておくと22歳になるということだ。あの時とまったく変わっていない自分がもう22歳。成長していない、という気持ちと、でも、もう昔のようにはなれないという気持ちがないまぜになって切なくなってしまう。少年性の欠落について、するどく描かれた作品でよかったです。泣けちゃう。
inu_zou_p.gif 海溝/カンノナツミさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=189520



 先日、「海のエジプト」展を見に行きまして、海底にはまだまだお宝が眠ってるんだ。と胸を躍らせたわけですが、そういういやらしい気持ちを一蹴するような、美しい詩だとおもった。膨大に積み重なった時間、というのは想像するだけでなんだか静謐な気持ちになる。わたしって、すごくちっぽけ。とおもった。
inu_zou_p.gif 君から電話が来なくて重要なロックバンドが生まれる/餅ヴィシャスさん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=23847


 カッコよすぎ!しびれまくった。Fuccccccck!と心の中で何度もシャウトしながら読み直しました。この詩の男子度はかなりのものだとおもう。男の子ならだれだって、バンド組んで世界を震撼させたいものですが、その序章といった雰囲気がすごくよかった。カッコよさの法則としてひとつあげることができるのは、ユーモアを用いることだとおもう。ユーモアを混ぜることで、濃淡、緩急がでてくる。この作品はそれがビシッと意識されていてぐっときました。この強烈な疾走感。いやあ。
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執筆者
ツユサキ


石畑由紀子


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