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砂の埋葬。 / 紅魚さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=118955
中盤の「む。/り。/だ。/よ。」の、一音一音の美しさ。
まさに「あたし」のこぼしていく砂の、一粒一粒のようで、こんなにもスクロールの似合う作品は、他にはちょっとないのではないかと思います。
「苦労して、どうにかうずめた/あなたのつま先」も、「あなた」が少し動かしてしまえば、すぐに砂はこぼれおちていってしまうわけで、いかに不毛な行為であるか、は、たぶん「あたし」自身がいちばん分かっているのでしょう。
だからこそ、「その忠実な墓守りに、なります。」という「あたし」の決意は、とてもせつなく響いて、胸の奥にそっと、しまっておきたくなります。
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中盤の「む。/り。/だ。/よ。」の、一音一音の美しさ。
まさに「あたし」のこぼしていく砂の、一粒一粒のようで、こんなにもスクロールの似合う作品は、他にはちょっとないのではないかと思います。
「苦労して、どうにかうずめた/あなたのつま先」も、「あなた」が少し動かしてしまえば、すぐに砂はこぼれおちていってしまうわけで、いかに不毛な行為であるか、は、たぶん「あたし」自身がいちばん分かっているのでしょう。
だからこそ、「その忠実な墓守りに、なります。」という「あたし」の決意は、とてもせつなく響いて、胸の奥にそっと、しまっておきたくなります。
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執筆者
ツユサキ
石畑由紀子
ことこ
石畑由紀子
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